台湾の嘉義市にある嘉義神社(かぎじんじゃ)遺址は、日本統治時代の面影を今に伝える史跡です。現在は「嘉義公園」の中に位置しており、台湾にいながら当時の日本の雰囲気を感じられる貴重なスポットとなっています。
創建は、1915年(大正4年)に最初の社殿が建立されました。その後、1942年(昭和17年)に新しい社殿が完成し、この地域で最も格式高い「国幣小社」に昇格しました。戦後は「忠烈祠」として利用されましたが、1994年の火災で拝殿と本殿が焼失してしまいましたが、参道と石燈籠(いしどうろう)はいまだ数多く当時の配置をそのまま留めて残っており、神社の守護として置かれていた狛犬や、参拝前に手を清めるための「手水舎」がほぼ完璧な状態で残っており、木造の屋根や水盤が当時のまま維持されている例は、台湾でも珍しいです。