台湾を知る
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台湾を代表する観光地・阿里山を走る阿里山森林鉄路(阿里山鉄道)に、新しい観光列車「森里号(もりりごう)」が導入されることになりました。すでに機関車1両と客車5両が完成し、嘉義市の車両基地に搬入されています。
森里号は、日の出などをイメージした黒・赤・金色を用いた外装デザインが特徴。車内にはバリアフリー2席を含む97席が配置され、108席を有する従来の阿里山号に比べて快適性を重視するなど、よりハイクラスな観光列車として位置づけられています。
阿里山鉄道は、日本統治時代にヒノキを運搬する目的で建設された鉄道で、標高差2,200メートル以上を運行するためにループ線やスイッチバックを備えています。現在はスイス・インドと並び、世界三大登山鉄道の1つとしても知られ、車窓からは熱帯・亜熱帯・温帯・寒帯と移り変わる植生を鑑賞でき、路線全体が文化景観にもなっています。
森里号は車両試験や試験運転を経て、2026年に営業運転が始まる予定です。従来の阿里山号と新たな森里号、それぞれの個性を乗り比べながら阿里山観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考記事:フォーカス台湾(日本語)