烏山頭ダムは、1920〜1930年に建設された、台湾の農業と水利の発展に大きな影響を与えた土木事業で、曾文渓の支流である官田渓を堰き止めて造られました。
ダム建設の目的は、台湾南部の嘉南平原に安定した灌漑(かんがい)水を供給し、水不足だった広大な農地を豊かな穀倉地帯に変えることでした。当時この地域は干ばつ・水不足が深刻で、農業が思うようにできず、日本人技師の八田與一(はった よいち)が、自然の地形を生かしつつ、石や土などを活用してダムを造りました。
八田與一(1886–1942)は、東京帝国大学(現在の東京大学)出身の土木技師で、台湾では今でも尊敬される日本人技術者として広く知られています。
※路線バスで入口まで行けますが、園内がかなり広いため徒歩移動はかなり困難です。したがって最寄り駅よりタクシーを利用して見学をすることをおススメいたします。