霞海城隍廟は台湾で最も著名な縁結びの寺院として知られ、数多くの観光客に愛されるスポットです。1859年の創建以来、160年を超える歴史を持ち、古き良き台湾の雰囲気が感じられる場所として親しまれています。いつも多くの参拝者でにぎわい、その活気が魅力の一つです。特に月下老人の祀られている霞海城隍廟は有名で、良縁を願う人々が世界中から訪れています。
霞海城隍廟の参拝手順
お供え物:本殿の左側に位置する受付では、お供え物セット(鉛銭、紅線、喜糖など)を購入できます。このセットには、参拝後にお守りとして持ち帰ることができる赤い糸や、神様へのお供え物が含まれています。また、線香と金紙は本殿の隣にある店舗で手に入れることが可能です。
① 線香に火をつける:購入した線香に火を点け、自分の名前、年齢、住所を心で唱えると良いでしょう。
② 天公(天の神様)に参拝:線香を頭上よりも高く持ち、天公炉に向かい三回頭を下げます。名前、年齢、住所を心に思い浮かべ、願い事を心の中で伝えます。
③ 城隍爺と月下老人に参拝:本殿に入って、城隍爺と月下老人の神像に向かい、三回頭を下げて願い事をお伝えします。
④ 他の神々に参拝:本殿内には義勇公、城隍夫人、菩薩など、多様な神々が祀られています。参拝者はそれぞれの神様に対して三回お辞儀をし、願い事を伝えます。
⑤ 香炉に線香を立てる:すべての神様に参拝した後、外にある香炉に線香を立てることになります。
※ 参拝時はできるだけ清潔な服装を心がけ、境内では静かに行動し、他の参拝者に配慮しましょう。願い事は誠心誠意をもって伝えることが大切です。
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