台北古城の北門は承恩門とも呼ばれ、城内から大稻埕一帯へ行くための要路だった。
北門は1884年に完成し、承恩門とも呼ばれています。台北府城には北門の他に東門、西門、南門、小南門がありましたが、西門は日本統治時代の初期に撤去され、東門、南門、小南門は元の形を失い、現存する唯一の門は北門です。
北門周辺には、台北北門郵便局・国立台湾博物館など歴的建造物があります。
台北北門郵便局は、日本統治時代に建設された歴史的な建物で、1930年に完成したこの鉄筋コンクリートの建物は、当時の建築スタイルを鮮明に反映しており、台湾の歴史を伝える重要な文化遺産として市の古跡に認定されています。
国立台湾博物館は、1915年に完成した新古典主義様式の代表的な建築物で、西洋建築の伝統を踏襲しつつ、日本の気候や文化に適応したユニークなデザインが採用されています。建物の外観や内装には、多様な装飾が施され、当時の高度な技術力がうかがえます。