今残る遺跡は、昭和11年に改築されたもの!
金瓜石黄金神社は、台湾の新北市瑞芳区金瓜石にある、かつて存在した神社です。正式名称は金瓜石社で、1898年田中長兵衛が、日本統治下に金瓜石鉱山の経営権を取得し、1933年日本鉱業(現:JX金属)が金瓜石鉱山を買収し、1936年から1937年にかけて神社を再建しました。
社殿まで続く山道の両脇には、日本統治時代から残る一対の石灯籠があり、本殿は現存しておりませんが、鳥居、石灯籠、柱などが今でも残っており、当時の面影を偲ぶことができます。主祭神は大国主命、金山彦命、猿田彦命など、日本の神々が祀られていました。