台湾を知る
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台南市で行われていたライトアップ改良工事が完了し、日本統治時代に建築された歴史的建造物が夜の街に美しく浮かび上がっています。
今回改良が行われたのは市定古跡に登録されている複数の建物で、現代の照明技術を活用し古跡と都市のコンテキストをつなげる取り組みの一環とのこと。
和洋折衷の建築様式を持つ州会はその独特のデザインが際立ち、合同庁舎は特徴的な牛の目窓や建物の輪郭が強調されています。また愛国婦人会館では、静かでやわらかな夜の雰囲気を演出しているのだそう。
台南市では今後も、祀典武廟、大天后宮、台南孔子廟といった国定古跡に加え、開基武廟の旧正殿、開基霊祐宮、広安宮などの市定古跡でも改良を進める予定です。ライトアップに照らされた古跡は、昼間とは異なる表情を見せてくれることでしょう。
参考記事:フォーカス台湾(日本語)