台湾鉄道(台湾鉄路、台鉄)は2025年6月23日から運賃を値上げします。台湾鉄道は今回の約30年振りとなる運賃改定で実際の運営コストを反映して公共交通の持続的発展を確保することを目指しており、平均値上げ率は約28%となります。
利用者への負担増も懸念されていましたが、通勤客が多く利用する台北駅~板橋駅間は7元アップの22元(約100円)に留まりMRTや路線バスと比較しても安いこと、またTPASS通勤パスもあることから影響は限定的になる見込みとのことです。また中長距離区間は距離が長くなるほど賃率が低くなる遠距離逓減性を採用し、旅行者に人気の区間である台北駅~高雄駅の特急・自強号は843元から994元(約4400円)となります。
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