台湾を知る
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新北市を走る新しいMRT、新北メトロ三鶯線が、2026年6月30日に開業します。三鶯線と書いて、日本語では「さんおうせん」。
台湾では「サンインシェン」または、「インコーシェン」と呼ばれる路線です。この路線は、台北メトロ板南線、台湾では「バンナンシエン」と呼ばれる路線の終点方面にある頂埔駅から、三峡、鶯歌方面へ伸びる新しいMRT(地下鉄)です。
全長は約14.29キロ。駅は全部で12駅。
全線が高架式で、新北市の土城、三峡、鶯歌を結びます。
そして今回、旅行者にとってうれしいのは、8月31日まで無料で乗車できるということです。

この三鶯線ができることで、特に便利になるのが、陶磁器の街として知られる鶯歌、そして古い街並みが残る三峡です。
鶯歌といえば、台湾を代表する陶器の街で、器や茶器が好きな方には、とても楽しい場所です。鶯歌老街を歩きながら、気に入った茶器を探したり、陶瓷博物館で台湾の陶芸文化に触れたりすることもできます。
日本から台湾へ行く方の中にも、台湾茶が好きな方は多いと思います。
そんな方にとって、鶯歌で茶器を見る時間は、ただの買い物ではなく、台湾の暮らしや文化に触れるひとときになるはずです。
一方の三峡は、昔ながらの街並みが残るエリアです。
レンガ造りの建物が並ぶ三峡老街、清朝時代からの歴史を持つ清水祖師廟は、彫刻や装飾が本当に細かく、ただお参りするだけでなく、建築や芸術として見ても見応えがあります。


これまで鶯歌や三峡へ行くには、台北市内からMRTとバス、または台鉄などを組み合わせる必要がありました。もちろん、それはそれで旅らしさもあります。
でも、初めて台湾に行く方、ご高齢の方、車椅子をご利用の方、杖を使っている方、長い距離を歩くことに不安のある方にとっては、少しハードルが高く感じる場所だったかもしれません。
今回、三鶯線が開業することで、台北市中心部からこのエリアへの移動時間は、従来よりおよそ20分短縮されます。台湾のMRTは、車椅子をご利用の方や、歩行に不安のある方にとって、比較的利用しやすい交通機関です。駅にはエレベーターがあり、車椅子でも通りやすい幅の広い改札、低い位置に設置された券売機、ホーム上の車椅子専用待合スペースなどが整備されています。ただ、観光地全体が完全にバリアフリーになるわけではありません。鶯歌老街や三峡老街は、昔ながらの街並みが魅力です。その分、場所によっては歩道の段差、店舗入口の小さな段差、人の多さ、道幅の狭さなどが気になることもあります。

愛旅!台湾としておすすめしたいのは、鶯歌や三峡を一日で詰め込みすぎないことです。たとえば、午前中は少しゆっくり台北を出発して、まずは鶯歌へ。
陶器の街をのんびり歩き、無理のない範囲でお店を見て、気に入った器や茶器を探す。
疲れたらカフェで休憩する。そのあと、体力に余裕があれば三峡へ移動して、老街の雰囲気を少し楽しむ。清水祖師廟も、すべてを見ようとせず、入口周辺や見やすい場所から、建築の美しさを感じるだけでも十分です。そして夕方、無理をせず台北へ戻る。これくらいのゆとりがあると、車椅子の方にも、シニアの方にも、介助するご家族にも、やさしい旅になります。
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「愛旅!台湾」へようこそ!ツアープランナーの小島です。お客様の「行きたい」「やってみたい」という、夢や希望を形にするプランニングの仕事が大好きです。 私が大切にしているのは、「詰め込みすぎない贅沢」。有名な観光地を巡るだけでなく、カフェや茶芸館で一息つく時間や、予定を決めずに街角の風を感じる時間…… そんな「余白」をご提案することで、ガイドブックには載っていない、あなただけの台湾を深く味わっていただきたいと考えています。「愛旅!台湾」の記事やプランが、皆さんの「次は/次も台湾に行きたい!」という想いを後押しするヒントになりますように。台湾はいつでも、そこで、皆さんを待っています!